蓮の台Hasu no Utena

資料

法要について

亡くなった日からの忌日法要(初七日〜百箇日)と、年ごとの年忌法要(一周忌〜五十回忌)の意味と目安をまとめています。 しきたりは宗派・地域・菩提寺によって違うため、実際の日程や作法はお寺に確認してください。

日にちの数え方

忌日法要は亡くなった日を1日目として数えます。初七日は亡くなった日を含めて7日目、つまり亡くなった日の6日後です。 関西の一部など、亡くなった前日から数える地域もあります(その場合は1日早まります)。このアプリは「亡くなった日=1日目」で計算しています。

年忌法要は、一周忌だけが「満1年」で、それ以降は回忌の数から1を引いた年に行います。 亡くなった日を1回目の忌日(一回忌)と数えるため、2年後が「三回忌」になります。

法要時期例:2026年4月1日に亡くなった場合
初七日7日目2026年4月7日
四十九日49日目2026年5月19日
百箇日100日目2026年7月9日
一周忌満1年2027年4月1日
三回忌満2年2028年4月1日
七回忌満6年2032年4月1日

中陰(ちゅういん)とは

亡くなってから四十九日までの49日間を中陰(中有)と呼びます。仏教では、故人がこの間に7日ごとに生前の行いについて裁きを受け、 49日目に次に生まれる世界が決まると考えられてきました。遺族が7日ごとに法要を営むのは、故人がよい世界へ生まれるよう功徳を送る(追善供養)ためです。

四十九日を終えることを満中陰・忌明けといい、ここで遺族は日常の生活に戻る区切りとします。

日程の決め方

忌日法要(きにちほうよう)

初七日(しょなのか)7日目

亡くなってから最初の忌日です。故人が三途の川のほとりに着く日とされ、無事に川を渡れるよう供養するといわれます。

最近は、遠方の親族が再び集まる負担を減らすため、葬儀当日に続けて行うことが一般的です (火葬後に行う「繰り上げ初七日」、葬儀式の中で行う「式中初七日」)。

二七日〜六七日14・21・28・35・42日目

二七日(ふたなのか)
14日目
三七日(みなのか)
21日目
四七日(よなのか)
28日目
五七日(いつなのか)
35日目。閻魔王の裁きを受ける日とされます。地域によってはこの日を忌明け(三十五日)とすることもあります。
六七日(むなのか)
42日目

現在は、僧侶を招く法要は行わず、家族だけで自宅の祭壇にお参りすることが多いです。

四十九日(しじゅうくにち)49日目・七七日

中陰の最後の日で、故人の行き先が決まるとされる、忌日法要の中で最も大切な法要です。満中陰法要・忌明け法要とも呼びます。 親族や故人と親しかった方を招き、僧侶に読経してもらい、会食(お斎)をするのが一般的です。

四十九日に合わせてよく行われること:

四十九日が3か月にまたがる(例:月末に亡くなった)と「始終苦(しじゅうく)が身につく(三月=みつき)」として、日を早める風習がありますが、語呂合わせの俗信です。

百箇日(ひゃっかにち)100日目

卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれ、「泣くことを卒業する」、つまり悲しみに区切りをつける日とされます。 家族だけで簡単に済ませることが多く、四十九日と一緒に行うこともあります。

年忌法要(ねんきほうよう)

一周忌(いっしゅうき)満1年

亡くなってからちょうど1年目の命日に行います。年忌法要の中で最も大切にされ、親族や知人を招いて行うことが一般的です。 一周忌で喪が明けるとされます。

「一周忌」と「一回忌」は別物です。一回忌は亡くなった当日のことで、一周忌は満1年の命日です。

三回忌(さんかいき)満2年

亡くなった日を1回目と数えるため、満2年で三回忌になります。一周忌と同じく、親族を招いて行うことが多い法要です。

七回忌〜二十七回忌

七回忌
満6年。このあたりから家族や近親者だけで行うことが増えます。
十三回忌
満12年
十七回忌
満16年
二十三回忌
満22年
二十七回忌
満26年。地域や宗派によっては二十三回忌と二十七回忌の代わりに二十五回忌(満24年)を行います。

規模は小さくなり、七回忌以降は省略したり、ほかの方の年忌とまとめて行ったりすることもあります。

三十三回忌・五十回忌

三十三回忌(満32年)で、故人は極楽浄土へ往生する、あるいはご先祖様(祖霊)の仲間入りをするとされ、 ここで年忌法要を終える弔い上げとすることが多いです。

五十回忌(満49年)を弔い上げとする地域・宗派もあります。弔い上げのあとは、個人の位牌を片付けて先祖代々の位牌にまとめるのが一般的です。

命日

祥月命日(しょうつきめいにち)

毎年めぐってくる、亡くなった月日と同じ日のことです。年忌法要がない年も、お墓参りや仏壇へのお参りをして故人をしのびます。 このアプリでは、年忌法要に当たらない年の命日を「祥月命日」として表示しています。

月命日(つきめいにち)

毎月の、亡くなった日と同じ日にちのことです(例:15日に亡くなった場合は毎月15日)。仏壇にお花やお供えをしてお参りします。 菩提寺によっては、僧侶が毎月お参り(月参り)に来てくれるところもあります。

十三仏と十王

それぞれの法要には、故人を導く仏様(十三仏)と、裁きを行う王(十王)が割り当てられています。

法要十三仏十王
初七日不動明王秦広王
二七日釈迦如来初江王
三七日文殊菩薩宋帝王
四七日普賢菩薩五官王
五七日地蔵菩薩閻魔王
六七日弥勒菩薩変成王
四十九日薬師如来泰山王
百箇日観音菩薩平等王
一周忌勢至菩薩都市王
三回忌阿弥陀如来五道転輪王
七回忌阿閦如来—
十三回忌大日如来—
三十三回忌虚空蔵菩薩—

浄土真宗の場合

浄土真宗では、亡くなるとすぐに阿弥陀如来の力で極楽浄土に往生する(往生即成仏)と考えるため、 中陰の裁きや追善供養という考え方をとりません。法要は、故人をしのびながら仏様の教えに触れる場として営まれます。

※ 一般的な目安をまとめたものです。宗派・地域・家ごとの慣習によって異なります。

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